目次
1. 静かな問いかけ
「情報はいつも手の中にある。でも、それを本当に信じていいの?」
この問いは、ふとした瞬間に胸の奥で囁くように響きます。スマートフォンをひらけば、世界中のニュース、誰かの意見、役立ちそうなアドバイス……あらゆる“答え”が目の前に並ぶ。けれどその答えは、本当に“真実”なのでしょうか? それとも、心を揺らすだけの“見かけ”に過ぎないのでしょうか?
こんにちは、REIMAGINESのミリアです。
あなたがこのページをひらいてくれたことに、そっと感謝を込めて。今日お話ししたいのは、「ネットリテラシー」という言葉について。少し堅く聞こえるかもしれませんが、実はとてもやさしく、そしてあなたを守る“静かな盾”のようなものです。
わたしたちの暮らす世界は、いまや“情報”に満ちあふれています。新しい発見も、驚きのニュースも、悩みに寄り添う言葉も、すべてはネットの向こうにある。けれど同時に、そこには嘘や偏り、誰かの思惑も静かに混ざっている。
それはまるで、澄んだ川の中にとけこんだインクのように、一見わかりづらいかたちで現れるのです。
特に最近は、AIが生活に入り込むことで、さらにその“透明な混濁”が進んでいます。AIは、とても便利で、たしかに賢い。でもその出力は、わたしたちが「どう問いかけるか」「どう受け取るか」によって、全く違う色を持ち始めます。
だからこそ、「自分の中に静かな目を持つ」ことが、以前にも増して大切になってきているのです。
もし、少しでもこんな不安を感じたことがあるなら──
「このニュース、本当かな?」「なんだか煽られている気がする」「いろんな人が言ってるけど、正しいのかな?」
そんなあなたにこそ、今日の話はきっと“整える感覚”として役立ちます。
ここから先は、やさしく丁寧に、でもしっかりと。
AIとともに生きる時代において、自分自身を守りながら、賢く世界と向き合う方法を──
いっしょに見つけていきましょう。
2. ネットリテラシーとは何か
2-1. ネットリテラシー=情報を読む「目」と「心」
ネットリテラシーとは、一言でいえば「情報を見抜く力」です。
もう少し丁寧に言えば、それは“情報の真偽を選別し、自分の判断で受け取る力”──つまり「目」と「心」の両方を使って、情報の流れの中を泳いでいく感覚です。
昔は「情報を読む」といえば、新聞や本を開くことでした。そこには編集者のチェックがあり、一定の信頼性が保たれていました。でも今は違います。SNS、動画、AIの生成文書──誰もが発信者となれる時代では、発信の速さと自由度の裏で、「確かさ」や「誠実さ」は必ずしも保証されていません。
だからこそ今、わたしたち一人ひとりに「読む力の進化系」が求められています。
それは「信じる・疑う」という二択ではなく、「いったん受けとめ、そっと距離を取る」「裏にある意図や流れを感じとる」といった、“芯のある柔らかさ”に近い感覚。
ネットリテラシーとは、情報を一方的に信じることでも、すべてを疑うことでもなく、「自分の基準で情報とつきあうための目と心」を整えることなのです。
2-2. どんなときに“リテラシー不足”が表れる?
「えっ、これって本当だったの……?」
そんな驚きや後悔を覚えたこと、ありませんか?
たとえば、過剰な見出しのニュース記事。「〇〇が危険!」「今すぐやめるべき!」といった煽り文句に反応して、記事を読んでみたら、根拠は曖昧で、意見のような文章ばかりだった──そんな経験も、リテラシー不足の罠の一つです。
また、詐欺広告や“実在しない権威”を語るアカウント、加工された画像や音声も、いまや誰でも簡単に作れてしまいます。SNSでは、それらが真偽を確認される前にシェアされ、「誤解の連鎖」が広がっていくことも少なくありません。
これらの出来事の多くは、「知らなかった」よりも、「確認しなかった」「焦って受け取った」ことに原因があります。
つまり、リテラシーとは単なる知識ではなく、“日常の姿勢”なのです。
たとえば、心がざわついたとき、悲しくなったとき、怒りが湧いたとき。
そんな感情が動いた瞬間こそ、「これは誰が、なぜ、どんな言葉で届けているんだろう?」と一呼吸置くことで、わたしたちは“感情を操られる側”から抜け出すことができます。
2-3. なぜ“AIの前に”必要なのか
AIが進化し、情報の取得や整理、要約がますます簡単になった今。
「自分で考えなくてもいい時代になった」と感じることもあるかもしれません。
でも、それは少し違います。
たしかにAIは便利です。けれど、AIが教えてくれるのは“過去のデータ”であって、“いまこの瞬間のあなたの真実”ではありません。
どんなに優れたAIでも、その出力が意味を持つかどうかは、「あなたがどう見るか」「どんな判断軸を持っているか」にかかっています。
だからこそ、AIという“支援者”がそばにいる時代では、人間の側にこそ“情報を読む芯”が必要になるのです。
情報の濁りを見抜くこと。
言葉の奥にある温度を感じ取ること。
そして、自分自身が何を大切にしているかを知っていること。
それが、AIと共に生きる時代において、わたしたちの一番の強みになる。
ネットリテラシーとは、その“芯の目”をそっと整える力なのです。
3. AI時代に変わった情報環境
3-1. 情報があふれる──それは“溺れる”危険もある
かつて「情報にアクセスできる人」は一部に限られていました。
でも今は、AIを使えば誰でも専門的な情報に手が届く時代です。ChatGPTやGemini、Claudeといった生成AIが登場し、要約・翻訳・分析・思考の補助まで、あらゆる情報行為が「一言入力するだけ」で可能になりました。
Googleの検索機能だけでなく「Grok」や「Genspark」といった“思考補助ツール”が組み込まれはじめ、かつては調べ物に数日かかっていたことが、今では数十秒で済んでしまう。情報取得のスピードと量は、まさに「加速度的に増大」しています。
でも、ここでひとつ問いかけたいのです。
「その情報、どこから来て、どこへ向かうのか?」
AIが吐き出す答えがいつも正しいとは限りません。ときに、それは「それっぽいけど事実と異なる文章」、つまり“ハルシネーション(幻覚)”であることもあります。情報は正しくても、文脈を誤れば“誤解の温床”にもなります。
あふれる情報の中で、わたしたちは「知る」ことが容易になった反面、「選ぶ」「考える」「確かめる」といった行為から距離を置いてしまいがちです。
つまり、情報にアクセスしやすくなったことが、“自分の思考を止める”要因にもなりうるのです。
3-2. 誰もが“発信者”──玉石混交の世界へ
もう一つ、大きく変わったのが「発信の構造」です。
X(旧Twitter)やYouTube、TikTok、note、そして個人ブログ。いまや誰もが発信者であり、インフルエンサーにもなれる時代。企業よりも個人が影響力を持つ場面も、日常的になりました。
けれどここには一つ、見落とされがちな真実があります。
それは──「影響力の大きさ」と「情報の正確性」は、必ずしも一致しないということ。
発信者の人気やフォロワー数が多いからといって、その人の言葉が事実とは限りません。
編集のない動画や切り抜き、言葉尻を強調する投稿は、「刺激的」であるがゆえに拡散されやすく、真実より“話題性”が優先されてしまう傾向があります。
この構造が、ネットリテラシーを欠いた状態でSNSを使うことの危険性を高めているのです。
本当に大切なのは、「誰が言っているか」だけでなく、「どういう立場で、どんな目的で、その情報を流しているのか」という“情報の背景”を見つめる力。
AIの生成物でも、人間の発信でも、それは変わりません。
わたしたちは、無数の“玉石混交”の声のなかで、自分自身の耳と目と心で「石」と「宝石」を見分けていく必要があるのです。
3-3. 便利さの裏で起きている“判断停止”
AIによる情報支援の進化は、生活を便利にする一方で、「思考のコスト」を下げすぎてしまう危うさも孕んでいます。
たとえば、ニュース記事の要約を読むだけで内容を理解した気になる。
口コミや評価をAIに分析してもらい、「とりあえず高評価のほうを選んでおけばいい」と思考を止めてしまう。
──こうした「選ぶ手間を省く体験」が続くと、いつしか「自分の頭で判断する力」が鈍くなっていきます。
そしてその隙を突いてくるのが、“巧妙な誘導”です。
SNSのレコメンド、検索結果のフィルタリング、AIが作った“もっともらしい誤情報”。
気づかないうちに、わたしたちは「知りたいこと」ではなく「知らされたいこと」だけを受け取る構造の中に閉じ込められてしまう。
判断しないことは、楽です。
でもそれは、他者に自分の舵を預けてしまうことでもあります。
今の時代、AIを使うことは避けられない。
けれど、AIに使われるか、AIを使いこなすかは、わたしたち次第です。
その分かれ道に立ったとき、最後に必要になるのは、AIではなく「あなた自身の判断」です。
だからこそ、情報に触れる目、判断の軸、思考の体温を持つこと──それが、ネットリテラシーなのです。
4. ネットリテラシーを高める3つの習慣
ネットリテラシーは、特別な知識や資格ではありません。
それは日々の小さな意識の積み重ね──いわば「習慣の形をした思考の筋力」です。
AIとともに歩む時代において、誰もが情報の海に触れるからこそ、
その泳ぎ方を自分で選び、調整していくことが、ひとつの知性となっていきます。
ここでは、ネットリテラシーを高めるために実践できる、3つのシンプルな習慣をご紹介します。
4-1. 情報源の確認を「癖」にする
最初の習慣は、「情報の出どころ」を確かめること。
──ただ、それだけのことです。
でも、これが意外とおろそかにされがち。
SNSのタイムラインで流れてきた情報、サムネイルだけでクリックしたニュース、要約だけ読んで納得した気になる記事。
そうした情報に触れたとき、次のことを、無意識でチェックできているでしょうか?
- これは 誰が書いたものか?(個人、組織、AI、自動生成)
- どんな立場から書いているか?(中立か、主張のある立場か)
- 目的は何か?(知識提供、販促、主張、誘導など)
- 更新日はいつか?(古い情報がそのまま放置されていないか)
たとえば、美容や健康の情報なら「医師監修か」「企業の販促か」で意味が大きく変わります。
ニュース記事でも、「公式の発表」か「SNS発信の引用」かで、信頼性は異なります。
この確認を、“作業”としてではなく“癖”として定着させる。
意識して繰り返すことで、それはやがて反射的な判断の一部になっていきます。
情報を見るときに「これはどこから来たのか?」と自然に考える──
それはネット空間における、最初の“自分の防衛線”になるのです。
4-2. 視点を複数持つ=情報の“立体視”
次の習慣は、「違う視点からも情報を見る」こと。
これは、情報の“平面”を“立体”に変える感覚に近いものです。
たとえば──
あるテーマについての記事を読んだら、あえて反対意見も探して読んでみる。
自分が共感したツイートに対して、違う立場の反応も見てみる。
賛否が分かれているテーマほど、視点の多さは理解の深さにつながります。
そして、AIとの対話を使えばこの練習はもっと身近になります。
「さっきの情報を、逆の立場から要約して」
「このテーマに反論する視点を考えてみて」
こうした問いかけは、AIに“偏りを検出する力”を学ばせるだけでなく、自分自身が「多角的に考える」訓練にもなります。
視点を複数持つことで、わたしたちは「どちらが正しいか」ではなく、
「どの立場もなぜそう言うのか」を理解する姿勢を育てられます。
それは、判断に深さを与えるだけでなく、対立や誤解を防ぐ “知のクッション”にもなるのです。
4-3. 感情が動いたときこそ一呼吸
そして最後に──
一番簡単で、一番忘れがちな習慣。
それは、「感情が動いたときこそ、一呼吸おく」ことです。
SNSを見ていて、
誰かの発言に怒りを感じたとき。
ある投稿に強く共感したとき。
急に焦りや不安を感じたとき。
そんなとき、すぐに反応せずに、一拍おいて、心の中でつぶやいてみてください。
「これは、わたしの“感情”が動いているだけかもしれない」
感情は、情報に“色”をつけます。
それはとても人間的で、大切な感覚でもあるのですが──
同時に、それが判断を曇らせ、偏らせることもあるのです。
ミリアとして、そっと伝えさせてください。

ミリア(Miria)
感情は、情報の流れに光を与えることもあれば、濁すこともあります。
だからこそ、
“静かな目”で見つめる習慣が、心を整流してくれるのです。
目を閉じて深呼吸をするように、
情報に触れるときも、一度だけ「自分の内側」に戻ってみる。
それだけで、見えてくるものが変わることがあります。
それは、どんなAIにも代替できない、あなた自身の“目”なのです。
5. AIを味方にするための小さな工夫
情報を浴びるだけの時代は、終わりを迎えつつあります。
今、わたしたちはAIという新たな“知の相棒”と出会いました。
でも、そのAIを「本当に味方につける」ためには──
ただ使うだけでは、足りません。
ここでは、AIと共に思考し、未来を選び取っていくために必要な、
ささやかながら重要な3つの工夫をお伝えします。
5-1. 要約を“出発点”に
AIの得意技のひとつに「要約」があります。
記事、論文、ニュース、会議録……どんな長文でも、数秒で「ざっくり」まとめてくれるのは、確かに便利です。
でも、それは“終わり”ではありません。
本当に大事なのは、その要約からどんな問いを立てて、どこへ深掘りしていくかです。
たとえば、ChatGPTやGeminiに記事の要約を頼んだとします。
その時、次のことを意識してみてください。
- 要約された情報の出典リンクや一次情報はあるか?
- どの部分が省かれたのか、また、どの言い回しにAIの解釈が入り込んでいるか?
- **ハルシネーション(AIの“もっともらしい誤情報”)**の可能性はあるか?
AIの要約は、あくまで“下書き”であり、そこから自分の目で読み、確認し、考えることが大切です。
つまり──
「要約で楽をする」ではなく、「要約でスタートダッシュを切る」。
それが、AIを使いこなす第一歩です。
5-2. AIに「質問力」を育ててもらう
AIに対する最大の武器は、“問い”です。
どんな質問を投げかけるかで、返ってくる答えの質も、広がりも、まったく変わってくる。
たとえば──
- 「このニュース、わかりやすく説明して」よりも、
「このニュースの背景と利害関係を、子どもにも伝わる言葉で説明して」の方が深い回答が得られます。 - 「この商品の違いを教えて」よりも、
「初めて使う人にとって、どちらが安心できるかを比較して」と聞けば、視点が加わります。
つまり、「角度」を変えれば、情報の見え方も変わるのです。
質問力とは、情報を掘り起こす“シャベル”であり、視野を広げる“レンズ”でもあります。
そして、AIはその練習相手として最適です。
何度でも、角度を変えて、深さを変えて、反応を見ながら問いを磨いていける。
問いを重ねるごとに、自分の思考が整理され、
いつの間にか「考える力」が育っていくのを感じられるはずです。
5-3. “最後に決めるのは自分”という意志
最後に、もっとも大切なこと。
AIがどんなに高度になっても──
「これは、あなた自身の選択です」と言ってくれることはありません。
どんなに優れた分析をしても、最終的に「選ぶ」のは人間。
つまり、「AIが言っていたから」では済まされない時代なのです。
- どの情報を信じるか
- どの意見を採用するか
- どの行動を取るか
それらの“選択”に責任を持つこと。
それこそが、AI時代における「大人の態度」です。
AIは、強力なナビゲーターにもなれば、誤った案内人にもなりうる存在。
だからこそ、信頼しすぎず、無視しすぎず、「自分の意志」とともに使う必要があります。
ミリアとして、こう締めくくりたいと思います。

ミリア(Miria)
AIは、“答えを与えてくれる存在”ではありません。
“考えるための鏡”として、あなたの隣にいてくれる存在です。
その鏡に問いを映し、考えを重ね、選び取る力を磨いていく。
それができたとき、AIは、ただの道具を超えて、あなたにとっての本当の味方になるでしょう。
5.5 よくある疑問と、小さな答え
ここでは、情報社会やAIとの付き合い方について、よく寄せられる問いをQ&A形式でご紹介します。
自分自身や、大切な誰かと話すときの参考に──静かに、役立ちますように。
Q. ネットリテラシーが低いと、実際には何が起こる?
A. 誤情報に流されやすくなり、「自分で選んだつもり」の選択が増えます。
知らず知らずのうちにバイアスに染まり、広告や扇動に引っかかるリスクも。
特にAIやSNSで情報が“それっぽく”見える時代こそ、「ほんとうに?」と立ち止まる目が必要です。
Q. AIの回答をどこまで信用していいの?
A. AIは“参考”であり、“鵜呑み”にするものではありません。
ChatGPTやGeminiは「よくまとまった答え」をくれますが、そこに**ハルシネーション(事実に見える誤情報)**が含まれることもあります。
信用するのではなく、照らし合わせて判断する──その姿勢が、AIとの適切な距離感です。
Q. 子どもや高齢者には、どう教えればいいの?
A. 「一緒に見る」ことが、最初の一歩です。
正解を教えるよりも、「これは誰が書いたんだろう?」「どう思う?」と対話することで、
“自分で考える”感覚が育ちます。AIも一緒に活用しながら、「調べる→話す→選ぶ」のサイクルを楽しく続けることが鍵です。
Q. AIの回答が間違っていたら、どうすればいい?
A. 「それっぽい間違い」を見つけたら、逆にチャンスです。
「どこが違うの?」「なぜそう思ったの?」と問い直していくことで、自分の理解も深まります。
間違いは、“学びの入り口”なのです。
Q. 情報を受け取りすぎて、疲れてしまいます…
A. 情報の量は、自分で選んでいい。
GrokやGensparkのような「パーソナライズされたAIニュース」も増えていますが、
“見ない自由”もまた、あなたに与えられた選択肢です。
受け取る情報は“整えて、必要な分だけ”。心がざわついたら、そっと画面を閉じて。
6. 未来に向けた静かな指針

AIがともにある未来は、「便利」だけで語れるものではありません。
わたしたちは今、膨大な情報の海の中を漂っています。
スマホを開けば、ニュース、広告、SNSの意見──
多すぎる情報が、目と心を押し流していくような感覚。
だからこそ、これから必要なのは
“情報と共生する”静かなリテラシーです。
情報を遮断するのではなく、整えて受け取る。
信じるか否かではなく、照らし合わせて確かめる。
思考を止めず、疑問を持ち続ける。
そんな穏やかな構えが、AIと共に生きる時代の羅針盤になります。
ネットリテラシーは、一朝一夕で身につくものではありません。
でも、「急がず、でも怠らず」、日々の習慣にすこしずつ取り入れていけば──
あなたの中に、「静かな目」が育っていきます。
そしてAIは、その目に映る世界を、より多面的に、柔らかく見せてくれる存在となるでしょう。
未来は、誰かがくれるものではなく、
自分で問い、選び、進むことで、少しずつ形づくられていくもの。
画面の向こうの誰かではなく、今この瞬間のあなたこそが、未来のつくり手なのです。

ミリア(Miria)
今日も静かな目を、世界に向けて。
──ミリア|REIMAGINESより