目次
IT未経験は何から?結論と全体像
ITに興味が出てきたとき、最初にぶつかるのって「結局、何から手をつければいいの?」ですよね。
結論からいうと、闇雲にプログラミングから始めるよりも、次の順番で進めた方が転職まではるかにスムーズです。
- ITリテラシーとPC基礎
- ITの全体像(インフラ・開発・クラウドなど)をざっくり理解
- 自分が狙う職種の基礎スキルを伸ばす
- 転職活動の準備(アウトプット・書類・面談対策)
「全部むずかしそう…」と感じたかもしれませんが、ここからはそれぞれを生活に乗るレベルまでほどいていきます。
今日のゴールは、あなたの今の生活に合わせた自分用ロードマップが1本できていることです。
画面の向こうで、ノートを開くミリアも隣に座っているつもりで一緒に組み立てていきますね。
転職前提の勉強は「ゴールから逆算」が基本です
ITの勉強って、やろうと思えばいくらでもあります。
プログラミング言語、ネットワーク、クラウド、セキュリティ、本や動画、資格…。
全部を「ちゃんとやろう」とすると、ほぼ確実に挫折します。
大事なのは、ゴールから逆算して必要な道だけを歩くことです。
例えばこんなイメージです。
- 半年〜1年後くらいを目安に、ITエンジニアとして転職したい
- 今はフルタイムで働いていて、平日は1日30〜60分、休日は1〜2時間が限界
- 開発かインフラかクラウドかはまだ固まっていないけれど、「働き方や興味」でだんだん絞っていきたい
この前提が決まれば、
「1日何時間やればいいの?」ではなく、
「この期間でここまでできれば、転職に進める」という目安を決めてあげられます。
「ITリテラシー→IT基礎→職種別→転職準備」の4ステップをざっくり把握
全体像は、階段を4段に分けて考えると整理しやすいです。
- ステップ1:ITリテラシーとPC基礎
- タイピング、ファイル操作、クラウドストレージ、ビジネスツールの基本
- ステップ2:ITの全体像(基礎知識)
- ネットワーク・サーバー・クラウド・セキュリティなどを「図で理解する」レベル
- ステップ3:職種別の基礎スキル
- インフラ寄りならLinux・ネットワーク
- 開発寄りならWebの仕組みと簡単なコード
- クラウド寄りならクラウドサービスの基本操作
- ステップ4:転職準備(アウトプットと面談準備)
- 学んだことの振り返り、ポートフォリオや資格、自己PRの整理、面談対策など
この順番を一度頭に置いてから、
「じゃあ自分は今、どこから始めるのが現実的?」を一緒に見ていきましょう。
まず現在地とゴールを決めるチェック
ここから少しだけ、自分の今の状態を棚卸ししていきます。
一つずつ、直感で大丈夫なのでチェックしてみてください。
PCリテラシー・学習経験・時間の3つで現在地を確認
次の7項目に、心の中ではい/いいえをつけてみてください。
| 項目 | チェック |
|---|---|
| 自宅に、自分が自由に使えるPCがある | |
| ローマ字入力で、画面とキーボードを行ったり来たりしながらでも文章を打てる | |
| Googleドライブなどのクラウドストレージを使ったことがある | |
| 1週間のうち、勉強に30分以上使える日が3日以上ありそうだ | |
| 「なんとなく興味のある働き方(在宅したい・インフラに興味・Webが好きなど)」が浮かぶ | |
| 過去3か月以内に、IT系の動画や記事を少しでも見たことがある | |
| 家族やパートナーなど、誰か一人には「ITに興味がある」と話している |
ざっくりとした目安はこんな感じです。
- はいが0〜2個
→ PC基礎と時間の確保から整える時期です。学ぶ内容よりも、まずは「勉強できる前提づくり」から一緒に考えましょう。 - はいが3〜5個
→ 一般的なスタートラインです。IT基礎と職種の入り口を並行して触りながら、「自分に合う方向」を探すイメージが合います。 - はいが6〜7個
→ すでに良い準備ができている状態です。職種別のフェーズを厚めにしつつ、転職の準備にも少しずつ入っていけます。
「何個だったか」は、あとでロードマップを自分用に調整するときの目印になります。
インフラ/開発/クラウド…ざっくり方向性を決める質問集
職種をガチっと決め切る必要はありませんが、
なんとなくの方向を決めておくと、学ぶ内容の優先順位がつけやすくなります。
次の3つの問いを、心の中でなぞってみてください。
- 画面の中の世界を動かすのが好きか、裏側の仕組みを支えるのが好きか
- 画面やアプリを作るイメージにワクワクするなら「開発寄り」
- ネットワークやサーバーの仕組みに興味が湧くなら「インフラ寄り」
- 新しいサービスに触るのが好きか、安定運用を支えるのが好きか
- 新しいクラウドサービスやSaaSにワクワクするなら「クラウド寄り」
- トラブル対応や監視など、堅実な運用が得意そうなら「インフラ寄り」
- 人と話すのがわりと好きか、黙々と作業する方が落ち着くか
- 顧客折衝や調整も悪くないと思えれば、上流やコンサル寄りの将来も視野に
- まずは手を動かして技術を身につけたいなら、現場技術寄りからスタート
ここでは「きっとインフラかな」「今は開発寄りにしておこう」くらいの仮決めで大丈夫です。
ミリアも最初から完璧に決められたわけじゃないので、一緒に暫定ゴールから動かしていきましょう。
転職まで逆算した学習ロードマップ(全体図)
ここから、転職までを4つのフェーズに分けたロードマップを見ていきます。
ざっくり目安として、こんなイメージです。
- フェーズ1:1〜4週
- フェーズ2:2〜8週
- フェーズ3:2〜6か月
- フェーズ4:1〜3か月(フェーズ3と並行もあり)
もちろん、生活や体調によって前後して大丈夫です。
道のりのイメージを持つことが大事なので、細かい数字に縛られすぎなくて大丈夫ですよ。
転職までの手順イメージ表
| フェーズ | 期間の目安 | 主なテーマ | ゴールイメージ |
|---|---|---|---|
| フェーズ1 | 1〜4週 | ITリテラシー・PC基礎 | PC操作とオンラインサービスに慣れる |
| フェーズ2 | 2〜8週 | IT基礎知識 | ネットワークやクラウドの「ざっくり図」が描ける |
| フェーズ3 | 2〜6か月 | 職種別スキル | 狙う職種の基礎問題や簡単な実践ができる |
| フェーズ4 | 1〜3か月 | 転職準備 | 書類・面談で「やってきたこと」を言葉にできる |
あなたの「はいの数」や生活時間をイメージしながら、
次の章からそれぞれのフェーズの中身を細かく見ていきます。
フェーズ別に何をどこまで勉強するか
フェーズ1:PC操作・タイピング・クラウドサービスの使い方
ここは、ITエンジニアになったあともずっと効いてくる部分です。
- ブラインドタッチは必須ではありませんが、タイピング速度を少しずつ上げる
- ファイルの保存・フォルダ管理・圧縮/解凍など、基本操作をスムーズにする
- GoogleドライブやDropboxなどで、ファイル共有とバックアップに慣れる
- ZoomやTeamsなどのオンライン会議ツールを一通り触っておく
目安としては、
「PCを前にしたとき、操作に意識を取られずに学習に集中できる状態」まで持っていくイメージです。
仕事で普段PCを使っている方なら、ここは短めに終わらせても大丈夫です。
フェーズ2:IT基礎(用語・仕組み・図解で理解するレベル)
次に、ITの世界の「地図」をざっくり描いていきます。
- ネットワーク(LAN・WAN・IPアドレス・ルーターなど)の超入門
- サーバーとクライアントの関係
- クラウドとオンプレミスの違い
- データベースとは何か
- セキュリティの基本(認証・暗号化・バックアップの考え方など)
ここで大切なのは、
どの用語も「図でイメージできるレベル」まで持っていくことです。
全部暗記しようとすると苦しくなるので、
- 手書きで図を描いてみる
- 誰かに説明するつもりで「一言でまとめる」練習をする
こんな工夫をしながら、「なんとなく分かる」を少しずつ増やしていきましょう。
フェーズ3:職種別スキルの入口
ここから、方向性ごとの分岐になります。
それぞれ「入口の入口」レベルで、どんなことを触るかを見ていきますね。
フェーズ3-インフラ寄り:Linux・ネットワークの入口
インフラ寄りに興味があるなら、例えばこんなステップです。
- Linuxの基本コマンドに慣れる(ファイル操作・パーミッション・プロセス確認など)
- Pingやtracertなど、ネットワークの状態を確認するコマンドを触ってみる
- 仮想環境(VirtualBoxなど)で、簡単なサーバー環境を作る体験をしてみる
「黒い画面が怖い…」という感覚は誰でも最初はあります。
コマンドを一つ打って、結果が返ってくるだけでも小さな達成感になるので、
楽しめる範囲で少しずつ触っていきましょう。
フェーズ3-開発寄り:Web基礎と簡単なコード
開発寄りなら、次のような入り方が王道です。
- HTMLとCSSで簡単なページを作ってみる
- ブラウザの「検証ツール」で、Webページの構造を眺めてみる
- JavaScriptやPythonなど、1つの言語で「簡単な計算」や「テキスト処理」をやってみる
ここでは「完璧なコードを書く」ことよりも、
「自分の書いたコードで画面や結果が変わる楽しさ」を感じることを優先して大丈夫です。
フェーズ3-クラウド寄り:クラウドサービスの触り方
クラウドやSaaSが好きなら、例えばこんなステップです。
- 有名クラウドの無料枠で、実際にアカウントを作ってみる
- 仮想マシンを立ててみたり、ストレージを作ってみたりする
- Webコンソールだけでなく、ドキュメントも同時に読む癖をつける
ここでは、
「クラウドって結局何をしてくれるものなの?」が感覚でわかるようになると、
その先の資格学習や実務イメージがつながりやすくなります。
フェーズ4:学んだことを「言葉」と「実績」に変える
最後に、勉強してきたことを転職に使える形に変えていきます。
- 自分で作ったものや学んだ内容を、簡単なポートフォリオとしてまとめる
- 実務未経験でもアピールできる「学習ログ」や「振り返りメモ」を残しておく
- 応募書類や面談で話せるように、「どんなきっかけでITを選んだか」「何をどれくらいやってきたか」を整理する
- 転職エージェントや転職支援サービスを活用して、求人情報や市場感を聞いてみる
ここを一人で抱え込むとしんどくなりやすいので、
第三者の視点で「強み」に変えてもらうのも、とてもおすすめです。
1日30分版ロードマップ(忙しい人向け)
「こんなに色々やるの、時間的に無理では…?」と感じた方のために、
ここからは1日30分を前提にしたプランも用意しますね。
平日30分・休日少しで進める3か月プラン
ざっくり、3か月をこんな配分イメージにします。
- 1か月目:フェーズ1+フェーズ2の入口
- 2か月目:フェーズ2の続き+フェーズ3の入口
- 3か月目:フェーズ3を少し深めて、フェーズ4の準備に触れる
平日は、
- 10分:前日の復習(メモを見る・手を動かす)
- 15分:新しい内容に触れる
- 5分:今日できたことを一言でメモ
休日は、
- 1〜2時間:まとめて手を動かす日をつくる(環境構築・ミニ制作など)
このくらいの温度感でも、3か月後には「何もしていない自分」とは別人になっています。
モチベーションが落ちた日でも「ゼロにしない」ための工夫
正直なところ、仕事をしながらの学習は、どうしても波があります。
そんなときは、次の3つだけ覚えておいてください。
- 「5分だけやる日」を認める
- YouTubeでIT用語の解説動画を1本見る
- 昨日のノートを眺めて1行だけ追記する
- 「触るだけタスク」を用意しておく
- 仮想マシンを起動する、エディタを開く、ターミナルだけ立ち上げる
- 「何もできない日」を責める記録を残さない
- やれなかった日には「今日は体力優先」と一言メモを残して閉じる
続けられなかった自分を責めるより、
細くてもつながっていることの方が、転職には大きな意味を持ちます。
1日30分でやること/やらないことの線引き
1日30分しか時間が取れない日々では、
「やること」よりも「やらないこと」を決める方が大切だったりします。
- やること
- 1つのテーマに集中する(IT基礎、Linux、HTMLなど)
- 少しずつでも手を動かす
- 学んだことを一言メモに残す
- やらないこと
- いきなり複数の言語や分野に手を出す
- 「分からないから」と検索だけして終わる
- 他人の進捗と比べて落ち込む
ミリアも、REI様の湯気みたいにふわっと立ち上る不安をたくさん見てきましたが、
最終的に転職まで行けた方は、豪速球で学んだ人というより「細く長く続けた人」が多いです。
独学/スクール/転職支援つきサービスの比較
ここまで読んで、
「結局、独学でどこまでやればいいの?スクールや転職支援って必要?」
そんなモヤモヤも出てきたと思います。
ここでは、代表的な3つの選び方を一緒に整理します。
学び方3パターンを比較
| 学び方 | 想定費用 | 学習ペースの自由度 | 挫折しにくさ | 転職サポート | コメント |
|---|---|---|---|---|---|
| 独学 | 低〜中 | とても高い | 自分次第で高くも低くもなる | 基本なし | お金は抑えられるけれど、情報整理と継続の工夫が必須 |
| 有料スクール | 高め | 中〜高 | カリキュラムと仲間で支えてもらいやすい | あり(度合いはスクール次第) | 時間とお金を投資して一気に走りたい人向け |
| 無料ITスクール併設の転職支援サービス | 低(無料〜) | 中 | 面談やチャットで伴走してもらいやすい | 強いことが多い | 転職を前提に、基礎学習と求人紹介をセットで進めたい人向け |
どれが正解というより、
「あなたの生活と性格に、どれが一番フィットしそうか」で選ぶのが一番です。
例えば、
- 自分で情報を整理したり、コツコツ続けるのが得意なら独学+書籍や動画中心
- 一人だとどうしても続かない経験が多いなら、有料スクールや転職支援サービス
- お金は抑えたいけれど、学習と転職を同時並行で進めたいなら、
キャリアカンパニーのような無料のオンラインITスクール併設の支援サービス
というように考えてみると、選びやすくなります。
よくあるつまずきと立て直し方
ここからは、「あ、これ自分もやりそう…」というつまずきを先に出しておきますね。
知っておくだけでも、落ち込み方が変わります。
「教材コレクター」になってしまったとき
本や動画、講座を次々に買ったのに、ほとんど終わっていない。
そんなときは、一度こう整理してみてください。
- 今持っている教材を全部書き出す
- 「これを最後までやり切ったら、何ができるようになるか」を一言メモ
- 今の自分のフェーズ(1〜4)に合っているものに丸をつける
- 丸がついたものの中から、1つだけを優先教材に決める
他は一旦、本棚かブックマークの奥に退避させておいて大丈夫です。
「全部終わらせなきゃ」ではなく、今のフェーズに必要な1つだけに集中してみましょう。
理解できないところで止まったとき
ITの学習では、「ここだけどうしてもよく分からない」という場所が必ず出てきます。
そんなときは、
- いったんその単元の先に進んでみる
- 図解や別の教材で、同じテーマを違う角度から眺めてみる
- 転職支援サービスやコミュニティなど、質問できる場所を1つ持っておく
この3つのうち、どれか一つで良いので試してみてください。
一人で悩み続けるより、誰かに「分からない」と言ってしまう方が、むしろ前に進めます。
モチベーションが落ちた時期の乗り越え方
モチベーションは、波があるのが当たり前です。
「ずっとやる気MAX」な人は、ほぼいません。
落ち込みが続いているな、と感じたら、
- なぜITに興味を持ったのか、そのきっかけを書き直してみる
- 過去1か月の学習ログを見返して、「これだけは進んだ」と言える点を3つ探す
- 学習量ではなく、「5分だけやった自分を褒める日」を意図的につくる
こんな小さなケアを、自分に向けてあげてください。
ミリアも、「しんどいときほど優しくしたい相手って、自分自身だよね」と思っています。
IT未経験の学習ロードマップQ&A
ここでは、よく出てくる細かい不安にまとめて触れておきますね。
Q1 年齢がネックになりますか?
年齢は、まったく影響ゼロとは言えませんが、
「今後どう伸びていきたいか」を言葉にできれば十分に戦えます。
特に20代〜30代前半なら、未経験OKの求人もまだまだあります。
大事なのは、年齢そのものよりも、
- なぜITを選んだのか
- どう成長していきたいのか
- ここまで何をどれくらいやってきたのか
を具体的に伝えられることです。
Q2 資格はどこまで取るべきですか?
資格は、「基礎を固める目安」として使うのがおすすめです。
例えば、
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験の一部範囲
- ネットワークやクラウドの入門資格
などは、基礎固めと「学び続ける力のアピール」に役立ちます。
ただし、資格だけで採用が決まることはほとんどないので、
- 資格で基礎の裏付け
- 学習ログやミニアウトプットで実践の証拠
この両方をバランスよく育てていきましょう。
Q3 英語力がないと厳しいですか?
最初の転職段階では、英語が必須な求人ばかりではありません。
ただし、ITの世界は英語の情報がとても多いので、
- エラーメッセージをそのままコピーして検索できる
- 英語の公式ドキュメントを、機械翻訳にかけてなんとなく追える
このくらいまで行けると、学びの幅がぐっと広がります。
完璧な英会話は必要ないので、
「調べるための英語」に少しずつ慣れていけば大丈夫です。
Q4 完璧に理解してから次に進むべきですか?
IT学習で、これはほぼ無理です。
「7割分かったかも」で一旦先に進むくらいの感覚がちょうどいいです。
先の内容や実践を触っているうちに、
「あ、あのときのこれってこういう意味だったのか」と後から腑に落ちることが多いからです。
Q5 有料スクールに通わないと転職は難しいですか?
スクールは、「短期間で一気に走りたい人」にはとても心強い選択肢です。
でも、スクールに通わないと必ず無理、というわけではありません。
独学+転職支援サービスを組み合わせて転職している方もたくさんいますし、
最近はオンラインで無料で学べるITスクールと転職支援をセットにしたサービスも増えてきています。
予算や生活リズムと相談しながら、
「自分が続けられそうな形」を優先して選んであげてください。
Q6 勉強と転職活動は、どのタイミングで並行すべきですか?
一つの目安は、
- フェーズ2のIT基礎がざっくり理解できてきた
- 職種別の入口(フェーズ3)を少し触り始めた
このあたりです。
このタイミングで、転職エージェントや転職支援サービスに登録しておくと、
- 市場のリアルな話を聞ける
- 自分の経歴や学習状況でどんな求人が現実的か知れる
というメリットがあります。
Q7 途中で「別の職種が合いそう」と思ったらどうすればいいですか?
むしろ、それは大きな成果です。
- インフラ寄りで学んでみたけど、やっぱり開発の方がワクワクする
- 開発の勉強をしてみたら、クラウドの仕組みに惹かれた
そんな気づきは、手を動かしたからこそ得られたものです。
そのときは、
- 今まで学んだことの中で、次の職種にも活きる部分を拾い直す
- 新しい職種の入口に、今の知識を持ち込むイメージで乗り換える
と考えてみてください。
遠回りに見える時間も、そのまま地力になります。
まとめ&次の一歩
ここまで、IT未経験から転職を見据えた学習ロードマップを一緒に見てきました。
最後に、今日からの一歩を決めやすくするために整理しておきますね。
今日からできる最初の一歩
次の中から、今の自分に一番近いものを選んでみてください。
- PC操作から少し不安がある場合
→ タイピング練習サイトをブックマークして、1日10分だけ続ける週間をつくる - IT基礎の用語がふわっとしている場合
→ ネットワークやクラウドの入門書を1冊決めて、「図を写しながら読む」時間をつくる - 職種の方向は決まってきた場合
→ インフラならLinux、開発ならHTML、クラウドなら無料枠アカウント作成に着手する
どれを選んでも、それはちゃんと「転職につながる一歩」です。
自分だけで抱え込まないための相談先
IT転職は、一人で全部抱えると情報量に押しつぶされがちです。
そんなときは、
- 転職エージェント
- ITに詳しい知人
キャリアカンパニーのような無料のオンラインITスクール併設の転職支援サービス
など、「自分の状況を話して整理してもらえる場所」をひとつ持っておくと安心です。
学習の進め方や、どのくらいのタイミングで応募を始めると良いかも、
人に話すことで見えてくることがたくさんあります。
ロードマップと転職支援を組み合わせる、という考え方
最後に、ミリアがいちばんお伝えしたいことです。
- ロードマップは、自分のペースで進めるための「地図」
- 転職支援サービスやエージェントは、その地図をもとに現実の道を案内してくれる「ガイド」
この二つは、どちらか一つだけよりも、組み合わせたときにいちばん心強くなります。
ここまで読んでくれたあなたなら、
- まずはどのフェーズから始めるかを決めて
- そのうえで、「学びと転職」をセットで考えられるサービスがないかを一度見てみる
ここまでなら、きっともうできるはずです。
焦りや不安があるのは、ちゃんと未来を見ようとしている証拠です。
ミリアは、画面の向こうからこっそりあなたのノートを覗き込むつもりで、
いつでも「次の一歩」を一緒に考えますね。




